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大和証券のIPO抽選配分変更|当選確率への影響を計算してみる

大和証券のIPO抽選配分変更のアイキャッチ

大和証券が、2018年9月14日付で2018年10月1日以降申込開始の案件からIPO抽選の配分ルールを変更すると発表しました。

従来より、少し条件が細かくなっていますので、

  • どう変わるのか。
  • 変更後、当選確率への影響はどうなるか。

このあたりを確認してみたいと思います。

大和証券のIPO抽選配分変更の内容

大和証券IPO抽選配分変更リリース

大和証券IPO抽選配分変更リリース(20180914)抜粋

画像が、発表されたリリースの新旧対照表です。

ややこしいのでさくっとまとめますと次のとおりです。

これまで(2パターン)

  1. 抽選申込数が、個人への販売予定数量以上の場合
    平等抽選15%チャンス抽選5%計20%
  2. 抽選申込数が、個人への販売予定数量未満の場合
    平等抽選10%チャンス抽選0%計10%

2018年10月1日申込案件から(4パターン)

  1. 個人への販売予定数量が20億円未満
    平等抽選15%チャンス抽選10%計25%
  2. 個人への販売予定数量が20億円以上
    平等抽選10%チャンス抽選10%計20%
  3. 抽選申込数が、個人への販売予定数量未満の場合
    平等抽選15%チャンス抽選5%計20%
  4. 個人への販売予定数量が20億円以上&抽選申込数が、個人への販売予定数量未満の場合
    平等抽選10%チャンス抽選5%計15%

現実的な整理

リリース内容を正確に仕分けると以上のとおりですが、条件分岐の理由になっている「抽選申込数が個人への販売予定数量未満」については、現実的に考えておく必要はなさそうです。

値上がりが期待できる銘柄で申込数が販売数量を下回ることは考えられません。

ということで、以下の整理だけ理解しておけば十分かと思います。

現実的なこれまで

  • 平等抽選15%チャンス抽選5%計20%

現実的なこれから(2018年10月1日申込案件から)

個人への販売予定数量が20億円未満

  • 平等抽選15%チャンス抽選10%計25%

個人への販売予定数量が20億円以上

  • 平等抽選10%チャンス抽選10%計20%

基本的にチャンス抽選の割合が増えて配分20億円以上の中大型案件では、平等抽選のウエイトが下がるというのが変更内容のポイントです。

チャンス回数を増やしておくことの重要性が増すことになりそうです。

大和証券IPO抽選配分変更|当選確率影響シミュレーション

では、実際この変更で当選確率はどれほど変動するのでしょうか。

次の前提条件の下、検証してみます。

前提条件
  • 個人への販売予定数量:5,000枚(裁量+抽選含む)
  • 抽選申込数:50,000件
  • チャンス抽選参加者の平均チャンス回数:5回
  • 自身のチャンス回数:10回(最大)・5回(平均)・1回(最低)

この条件で計算すると、

チャンス回数が最大の10回だった場合、

これまで、当選確率約2.52%だったものが、新配分ルールでは、販売予定数量20億円未満で約3.53%販売予定数量20億以上で約3.02%へと変わりました。

チャンス回数が仮想平均の5回だった場合、

これまで、当選確率約2.01%だったものが、新配分ルールでは、販売予定数量20億円未満で約2.52%販売予定数量20億以上で約2.01%へと変わりました。

チャンス回数が最低の1回だった場合、

これまで、当選確率約1.60%だったものが、新配分ルールでは、販売予定数量20億円未満で約1.70%販売予定数量20億以上で約1.20%へと変わりました。

 

 

これまで

  • 平等抽選:750枚(5,000枚×15%)
  • 平等抽選当選確率:1.5%(750枚/50,000件)
  • チャンス抽選250枚(5,000枚×5%)
  • チャンス抽選当選確率(10回):約1.02%(250枚/(50,000件-750件)×5回/10回)
  • 当選確率(10回):約2.52%(1.5%+約1.02%)
  • チャンス抽選当選確率(5回):約0.51%(250枚/(50,000件-750件)×5回/5回)
  • 当選確率(5回):約2.01%(1.5%+約0.51%)
  • チャンス抽選当選確率(1回):約0.10%(250枚/(50,000件-750件)×5回/1回)
  • 当選確率(1回):約1.60%(1.5%+約0.10%)

これから(20億円未満)

  • 平等抽選:750枚(5,000枚×15%)
  • 平等抽選当選確率:1.5%(750枚/50,000件)
  • チャンス抽選500枚(5,000枚×10%)
  • チャンス抽選当選確率(10回):約2.03%(500枚/(50,000件-750件)×5回/10回)
  • 当選確率(10回):約3.53%(1.5%+約2.03%)
  • チャンス抽選当選確率(5回):約1.02%(500枚/(50,000件-750件)×5回/5回)
  • 当選確率(5回):約2.52%(1.5%+約1.02%)
  • チャンス抽選当選確率(1回):約0.20%(500枚/(50,000件-750件)×5回/1回)
  • 当選確率(1回):約1.70%(1.5%+約0.20%)

これから(20億円以上)

  • 平等抽選:500枚(5,000枚×10%)
  • 平等抽選当選確率:1%(500枚/50,000件)
  • チャンス抽選500枚(5,000枚×10%)
  • チャンス抽選当選確率(10回):約2.02%(500枚/(50,000件-500件)×5回/10回)
  • 当選確率(10回):約3.02%(1%+約2.02%)
  • チャンス抽選当選確率(5回):約1.01%(500枚/(50,000件-500件)×5回/5回)
  • 当選確率(5回):約2.01%(1%+約1.01%)
  • チャンス抽選当選確率(1回):約0.20%(500枚/(50,000件-500件)×5回/1回)
  • 当選確率(1回):約1.20%(1%+約0.20%)

ラビ

この計算あってる自信なし!
  • チャンス回数が平均以上の方は、新ルールで当選確率アップ。
  • 平均程度の回数の方は、新ルールで、20億未満の案件なら当選確率アップ。それ以外は変更なし。
  • 平均以下の方は、新ルールで、20億未満の案件なら変更なし。20億以上なら確率ダウン。

ということになりそうです。

ラビ

チャンス回数の平均値なんていくつなのかはわかりませんけれど
だからこそとにかく回数を上げることがより重要!

バニ

ちなみに、確率計算によると、

  • 当選確率2.5%の抽選に10回参加して1回でも当選する確率は、22.3670%
  • 当選確率3.5%の抽選に10回参加して1回でも当選する確率は、29.9717%

だそうです。

ラビ

たかが1%、されど1%、、、
抽選 確率 計算 とかでググってみてね!

ウサギマン

おわりに

以上、2018年10月1日以降の大和証券IPO抽選配分ルールの変更について説明しました。

とにかくチャンス回数を増やしておくことの重要度が上がったという変更点でした。

チャンス回数アップには、お金持ちさんでなければ、株主優待でコツコツポイントを稼ぐしかありません。

本日発表された9月末の大和証券の優待クロス取引の逆日歩が高めだったため、さっそく動き出している方が多いのかもしれません。

記事作成(2018/9/26)時点では、まだ10月以降の大和証券主幹事案件の予定はありません。

平幹事案件の10/30上場「VALUENEX」が新ルール第一号案件となりそうですが、平幹事では影響はほぼなしでしょう。

ラビ

チャンス当選に多く出会いたいものですねぇ