「光熱水費など、固定費はクレジットカード払いにしてポイントゲットが最善!」
と、とにかくなんでもクレジット払いにしている方も多いと思います。
が、しかし!
大手電力会社の多くが、口座振替の場合に特別な割引制度があり、そちらのほうがお得な場合があるのです。
電気代の統計結果からすると、電気代がそこまで高くない単身世帯の若者なら、クレジット払いより口座振替のほうがお得な可能性が高いと考えられます。
ラビ
この記事の目次
月々の電気代の平均は?:統計調査から知る
そもそも電気代は通常どれくらいかかっているのでしょうか?
総務省統計「家計調査」の結果では、世帯人数別の電気代は下表のようになっています。
世帯人数別月額平均電気代~総務省家計調査2017年より | ||||||
世帯人数 | 1人 | 2人 | 3人 | 4人 | 5人 | 6人以上 |
月額平均 電気代 | 5,392円 | 9,176円 | 10,485円 | 11,239円 | 12,610円 | 15,127円 |
単身世帯については、年齢別データもあり下表のとおりです。
単身世帯・年齢別月額平均電気代~総務省家計調査2017年より | |||
年齢 | ~34歳 | 35~59歳 | 60歳~ |
月額平均電気代 | 3,172円 | 5,092円 | 6,271円 |
ご家庭と比較していかがでしょうか。
平均を大きく上回っている場合、改善の余地がかなりあるのかもしれません。
ラビ
バニ
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大手10電力会社の口座振替割引実施状況
それでは本題の大手電力会社の口座振替割引実施状況です。
大手電力会社の口座振替割引実施状況~2018年7月現在 | ||
会社名 | 口座振替割引の有無 | 割引内容 |
北海道電力 | × | ― |
東北電力 | × | ― |
北陸電力 | 〇 | 月額54円割引 |
中部電力 | 〇 | 月額54円割引 |
東京電力 | 〇 | 月額54円割引 |
関西電力 | 〇 | 月額54円割引 |
中国電力 | 〇 | 月額54円割引 |
四国電力 | 〇 | 月額54円割引 |
九州電力 | 〇 | 月額54円割引 |
沖縄電力 | × | ― |
大半の大手電力会社は、口座振替割引を行っていて、割引額はすべて同様の月額54円引きです。
割引のある電力会社をお使いの場合で、還元率1%のクレジットカードでの支払いと比較すると、月々の電気代が5,500円以上ならクレジット払いがお得、5,400円で引き分け、5,300円以下で口座振替の方がお得ということになります。
統計結果をみますと、口座振替がお得なのは一人暮らしの若者が多く当てはまりそうです。逆にそれ以外の世帯は、クレジット払いがやはり最善のようです。
ウサギマン
バニ
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新電力も超有力な選択肢!
2016年4月から「電力自由化」により、続々新たな電気事業者が参入し、大手電力会社の地域独占は崩れています。
今まで特に気にせず、大手電力会社を使っている場合も、新電力事業者に切り替えることで大幅なコストカットができる場合があります。
ラビ
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おわりに
以上、電力会社の口座振替割引でした。
契約している電力会社で口座振替割引を行っている場合、クレジットカードと口座ではどちらが得でしたでしょうか。
口座振替がお得で、クレジット払いをしている場合、これを機会に口座振替に切り替えてみてはいかがでしょうか。