新規公開株の申し込みに当選して利益を狙うIPO投資。
当選のコツはなんといっても、たくさんの証券会社から申し込むこと。
とはいえ、証券会社もみな同じではなく、特徴があります。
それをも把握したうえで、効率よく申し込むことも大事なことです。
今回は、ネット専業証券「GMOクリック証券」のIPOについて説明します。
GMOクリック証券は、2016年に2件IPOの取り扱いがありましたが、2017年はなんと0件、2018年は1件とIPOの面では、意識しているであろうSBI証券や楽天証券に差をつけられています。
ただし、GMOグループの企業が上場となった場合には、登場してくる可能性が高い証券会社なので、来るべき日にそなえておきたいところです。
ラビ
この記事の目次
GMOクリック証券とは
GMOクリック証券は、東証ジャスダック上場のGMOファイナンスホールディングス傘下のネット専業証券会社です。
口座数は、2019年3月末の時点で38万6千口座となっています。
ラビ
- 口座開設料:無料
- 口座管理料:無料
- WEB入金:無料
- WEB出金:無料
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GMOクリック証券のIPO実績
GMOクリック証券のIPO実績は超少ないです。
2018年のIPO取り扱いは1件でした。
※2017年:0件、2016年:2件、2015年:1件、2014年:2件。。。
実にさびしい実績ではありますが、取り扱い銘柄のほとんどは同じGMOグループの企業。
GMOグループ企業は、ほぼIT関連であり、IPOでは値上がり期待のできる人気業種です。
ウサギマン
2018年は、一般信用の取り扱いが開始されたり、ネット銀行との連携サービスをはじめたりとSBI証券・楽天証券を意識したようなサービス拡大を図っているところなので、IPOでも今後の拡大を期待したいところです。
GMOクリック証券IPO実績(リートIPOふくむ)
年 | IPO全体数 | 幹事数 | うち主幹事数 |
2018年 | 95 | 1 | 0 |
2017年 | 94 | 0 | 0 |
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GMOクリック証券のIPO抽選ルール
GMOクリック証券のIPOの配分率は?
GMOクリック証券に配分されたIPO株数のうち、抽選にまわる配分は100%です。
バニ
GMOクリック証券のIPOの抽選方法は?
GMOクリック証券のIPO抽選は、対象者1人1口の公平な抽選で行われます。
資金の大小や、これまでの取引履歴などは抽選に関係しません。
バニ
GMOクリック証券のIPOの申込方法は?|後期型!申し込み忘れに注意!
GMOクリック証券のIPO申し込みは「後期型」とよばれる方式をとっており、他の証券会社と多少ちがいます。
通常のIPO申込が、
- 抽選申し込み ➔ 抽選 ➔ 購入申し込みor辞退
という流れをとり、抽選に臨むための手続きは抽選申込の1回なのに対して、
後期型の申し込みは、
- 申し込み(需要申告) ➔ 購入申し込み ➔ 抽選
という流れとなり、抽選までに申し込み手続きを2度行う必要があります。
2つの申込みにそれぞれ受付期間がありますので、期間中に手続きをとらなければなりません(どちらかを忘れると抽選対象外となります)。
また、購入申し込み後の抽選となるため、当選した場合の辞退はできません。
ウサギマン
GMOクリック証券IPOの資金の必要な時期・資金拘束は?
GMOクリック証券のIPOの申し込みで資金が必要になるのは、購入申し込み期間最終日午後3時となります。
- 申し込み(需要申告) ➔ 購入申し込み ➔ 抽選
需要申告の段階では、口座に資金の必要はありません。
資金拘束は、抽選中(購入申し込み最終日の午後3時〜午後5時のあいだ)だけとなります。
当選すれば拘束継続で、落選なら拘束解除となります。
ラビ
GMOクリック証券IPOの当選時の配分は?
GMOクリック証券でIPOに当選した場合は、原則最低単元株数の配分となります。
申し込み者数よりも、配分株数のほうが多い場合に限り、複数単元配分されることがありますが、現実的にはむずかしいでしょう。
基本的には、最低単元数の申し込みでよいと考えられます。
ラビ
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まとめ|当選のコツは?
以上、GMOクリック証券のIPOについて解説しました。
GMOクリック証券のIPOネット抽選では、「コツコツ申し込み続ける!」以外はこれといった当選のコツはなさそうです。
バニ
IPO以外にも使いどころはたくさんある証券会社ですので、現状はIPOについてはおまけ程度に考えておくのがよいかもしれません。
ウサギマン
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