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IPO主幹事率80%超!国内大手5大証券会社の特徴比較:口座数、配分、抽選

IPO5大証券比較のアイキャッチ

IPO当選確率を増やす基本は、とにかく多くの証券会社から申し込むこと、です。

ただ、わかっていても資金が限られていることが往々にしてあります。

では、その場合は、どうするか?

答えはいくつかありますが、真っ先に上がるのは、

「主幹事証券だけでも申し込む」ということです。

通常、主幹事証券会社に8割から9割の配分がありますので、平幹事から申し込むよりは、当選確率が格段に高いです。

では、主幹事証券はどこがつとめているのか?

答えは、「主幹事証券は、国内5大証券会社がほとんど」です。

というわけで今回は、5大証券の特徴などをIPOの面から比較してみたいと思います。

国内5大証券とは

国内5大証券とは、「野村證券」「大和証券」「SMBC日興証券」「みずほ証券」「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」の5社のことを指します。

野村と大和は、証券業務が主体ですが、他3社は銀行が主体の金融グループとなっています。

主幹事実績について|2018年実績から

それでは比較していきましょう。

まずは、幹事実績です。2018年の1年間のデータで比較してみます。

5大証券IPO主幹事数比較(2018年:IPO件数95
証券会社主幹事数主幹事率
野村證券2425.3%
大和証券1212.6%
SMBC日興証券2526.3%
みずほ証券2223.2%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券66.3%
合計8993.7%

※共同主幹事は重複のまま記載、共同主幹事分調整後主幹事率合計は、85.3%(81/95)

IPOの約8割5分を5大証券が占めているという結果となりました。

個別でみますと、野村・SMBC日興・みずほが首位争い。

続いて、大和。

三菱はやや離されている、という状況でした。

5大証券IPO主幹事数比較(2017年:IPO件数94)
証券会社主幹事数主幹事率
野村證券2829.8%
大和証券1617.0%
SMBC日興証券1313.8%
みずほ証券1516.0%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券44.3%
合計7680.9%

※2017年は、1件共同主幹事あり(大和・三菱)。表は重複のまま記載。

口座数比較:ライバルはどれだけいるか?

続いて、5社の口座数を比べてみます。

口座開設者全員がIPOの申し込みをするわけではありませんが、その権利がある、という意味で潜在的ライバルです。

口座数が少なければその分ライバルも少なく、当選確率が多少あがるといえます。

5大証券会社オンライン口座数比較(2019年3月末時点)
証券会社口座数
野村證券456.9万
大和証券332.0万
SMBC日興証券221.8万
みずほ証券124.5万
三菱UFJモルガン・スタンレー証券不明

多すぎて泣きたくなる結果となりました。

ほぼ稼働してない口座もあるでしょうし、口座保有者のすべてがIPOの申し込みをするわけではありません。

ただ、仮に抽選配分が500枚の銘柄に、野村證券の口座保有者の5%が申し込んだとすると、当選確率0.22%です。

同じ条件で、みずほ証券なら、0.80%です。

ラビ

厳しすぎて、涙もでません

実際の申し込み率は、わかりませんが、厳しい状況なのは変わりないと思います。

ちなみに、データのなかった三菱モルガンですが、数年前の数値から推測すれば、みずほ証券と同等かやや少ない程度と思われます。

配分株数のネット抽選への配分比率は?

続いて、抽選にまわす配分を比較してみます。

5大証券会社IPO抽選配分比率
証券会社抽選配分比率
野村證券10%
大和証券15~25%
SMBC日興証券10~15%
みずほ証券10%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券10%

10%が基本的な配分比率となる中、15%超え配分の大和証券のやさしさが身に染みる結果となりました。

同じ規模の銘柄であれば、大和証券が主幹事になってくれれば、抽選配分は2倍です。

バニ

口座数も野村に次いで多いけどね、、、

なお、抽選分以外は、お得意様への裁量配分となります。

MEMO
SMBC日興証券もIPO優遇特選制度を2019年2月25日から開始し、資産残高によって判断されるステージ別の追加抽選新設で最大5%抽選枠が増えました

入金必要時期と資金拘束

IPO投資につかえる資金が少ない場合は、資金移動を頻繁にして、少しでも多くの銘柄に申し込めるようにするものです。

よって、IPOの申込→抽選→当選→購入の流れのどの時点で、口座に資金が必要なのか資金がどの時点で拘束されてしまうのか、も知っておきたい大事な要素です。

5大証券会社IPO申込の資金取り扱い
証券会社資金必要時期資金拘束時期同一資金重複申込
野村證券購入時購入時
大和証券申込・抽選時購入時
SMBC日興証券申込時申込時不可
みずほ証券申込・抽選時購入時
三菱UFJモルガン・スタンレー証券申込時抽選時不可

資金の必要時期などの扱いにかんしては、

優しい: 野村 > 大和・みずほ > SMBC日興・三菱モルガン :厳しい

という構図となりそうです。

野村證券は、当選したら口座に入金すればよしですから、極端な話、IPO申込→当落発表までは残高ゼロでもOKです。

大和とみずほ証券は、申込時と抽選時に、口座に資金が必要です。

ただし、同一資金で重複銘柄の申込が可能ですので、同時期にIPOが集中した場合、一番高い銘柄の資金分だけ入金しておけばOKとなります。

ラビ

当選して購入となると資金が拘束されるので追加入金が必要となりますね

SMBC日興と三菱モルガン証券は、厳しめです。

申込時点で資金が必要で、同一資金での重複申込はできません。

三菱モルガン証券は、申込時に資金拘束はされませんが、抽選までの一時的に出金する意味もあまりないので、実質的には、資金拘束とあまり変わりありません。

当選辞退のペナルティはあるか

続いて、当選を辞退した場合に、ペナルティがあるかどうかを比較します。

5大証券会社IPO当選辞退のペナルティ
証券会社当選辞退のペナルティ
野村證券なし
大和証券なし
SMBC日興証券あり
みずほ証券なし
三菱UFJモルガン・スタンレー証券あり

SMBC日興と三菱モルガンの2つは当選を辞退した場合、ペナルティがあります。

気軽に申し込みをしたり、購入申し込みを忘れてしまったりしないように気をつけなければなりません。

なお、ペナルティは、「一定期間の申し込み禁止」&「申込み中銘柄の申込無効」の2本セットです。

ご注意ください。

当選確率を上げるための方法はあるか

最後に、IPOの当選確率を上げるために、なにか方法があるか?当選確率を上昇させるような制度があるかどうか、です。

5大証券会社IPO当選確率を上げる制度の有無
証券会社制度の有無
野村證券なし
大和証券あり
SMBC日興証券あり
みずほ証券なし
三菱UFJモルガン・スタンレー証券なし

大和証券は「チャンス抽選」という当選確率が上昇する可能性のある抽選制度を実施しています。

大和証券では、抽選に配分された20%のうち15%を公平抽選で当落を決定し、残りの5%分を公平抽選落選者を対象に「チャンス抽選」という人によって抽選口数が一口以上になる抽選方法を実施しています。

大和証券では、なんとか「チャンス抽選」で有利になる状況にしておきたいところです。

SMBC日興証券も、資産残高などから判定されるステージを高くしておくことで「ステージ別抽選」という追加抽選において当選確率をアップさせることができます。

ラビ

詳細は、記事の最後の証券会社個別のIPO解説記事をご覧ください

それ以外の証券会社では、一人一口の公平抽選のみとなっています。

おわりに

以上、IPO投資に欠かせない5大証券会社の特徴などをまとめてみました。

よいところ、悪いところ、それぞれ個性はありますが、IPOを本気でやるなら、

ぜんぶ口座開設しておくこと!

これが唯一の正解です(断言)。

申し込まなければ当たらない!の前に、

申し込めなければ当たらない!!ですから。

IPOやりたいな、と思ったらまず、5大証券に口座開設しましょう!

そこからが、スタートです。

ウサギマン

いっしょにがんばろー
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