新規公開株の申し込みに当選して利益を狙うIPO投資。
当選のコツはなんといっても、たくさんの証券会社から申し込むこと。
とはいえ、証券会社もみな同じではなく、特徴があります。
それを把握したうえで、効率よく申し込むことも大事なことです。
今回は、ネット証券最大手「SBI証券」のIPOについて説明します。
SBI証券は、
- 圧倒的な幹事数の多さ
- 個人への配分比率の多さ
- 2種類のユニークな抽選ルール
からIPO投資では最重要証券の一つです。
ラビ
この記事の目次
SBI証券とは
SBI証券は、インターネット取引に特化したネット証券最大手の証券会社です。
口座数は、2019年3月末の時点で463万1千口座。
株式だけでなく、投資信託、債券、FX、、、と幅広い投資商品の取り扱いのある証券会社です。
ラビ
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SBI証券のIPO実績
SBI証券のIPO実績は非常に多いです。
2018年の幹事率はなんと約90.1%、主幹事率は約11.6%となっています。
幹事率は堂々の第一位、さらには10回に1度は主幹事にもなりました。
バニ
SBI証券IPO実績(リートIPOふくむ)
年 | IPO全体数 | 幹事数 | うち主幹事数 |
2018年 | 95 | 86 | 11 |
2017年 | 94 | 85 | 8 |
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SBI証券のIPOのネット配分率は?
SBI証券に配分されたIPOの株数のうち、個人のネット抽選にまわる配分は約45%です。
残りの約55%は機関投資家などへの配分となります。
ラビ
個人抽選配分45%については、明記されている文面が発見できませんでしたので、日本証券業協会が公表している2017年分データから集計してみたところ、2017年実績では、配分全体の約47.4%(28,209/59,555)が個人への抽選配分となっていました
ラビ
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SBI証券のIPOの抽選・配分方法は?
配分全体の約45%がネット配分となるSBI証券ですが、その抽選・配分方法は2パターンあります。
1|通常抽選による配分(資金があるほど有利)
1つめの方法は、抽選による配分です。
抽選配分の当選枠は、個人配分の70%です。
ラビ
その45%の900単位が、ネットの個人配分で、
抽選はその70%、、、630単位ってことになります
SBI証券の抽選配分は、他の証券会社の方法とは異なります。
一人一口の抽選ではなく、申込株数の分、抽選口数が与えられる抽選のため、多くの株数分申し込みができる人、つまり資金の多い人ほど当選しやすくなる抽選となります。
- 1単位しか申込みができない人は、1口で抽選
- 100単位申し込みで切る人は、100口での抽選
ということです。
バニ
2|IPOチャレンジポイントによる配分(ポイント投入の多い人から当選)
2つめの配分方法は、IPOチャレンジポイントによる配分です。
抽選配分の当選枠は、個人配分の30%です。
ラビ
その45%の900単位が、ネットの個人配分で、
ポイント枠はその30%、、、270単位ってことになりますね
この配分は、
- 1つめの抽選の落選者 かつ IPOチャレンジポイントを使用して申し込みした人
の中から、使用したポイントの多い人順に配分されていく方式です。
IPOチャレンジポイントは、SBI証券のIPOで落選するごとにたまっていくポイントです

ラビ
弱小のわたしは、ポイント狙いでSBI証券のIPOは必ず申込みます!
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SBI証券IPOで資金の必要な時期・資金拘束は?
SBI証券のIPOの申し込みで資金が必要になるのは、抽選時点となります。
抽選の結果、当選か補欠当選となった場合に、当選分の資金が拘束されます。
申し込みの段階では口座に資金の必要はなく、申し込み株数もいくらでも大丈夫です。
申し込んだ株数のうち、抽選時点で口座にある資金の株数分が抽選対象となります。
ラビ
ハズレ➔IPOチャレンジポイントゲットを願いましょう!
バニ
また、同一資金で複数銘柄の抽選に参加することも可能です。
ラビ
ウサギマン
(例外)どちらかの銘柄が当選すると、資金拘束されてしまい、もう一方の銘柄が資金不足で抽選対象外となる可能性があります。どちらかが当選した場合にそなえた入金額が確実です。
SBI証券IPOの当選時の配分は?
SBI証券でIPOに当選した場合は、複数単元配分される可能性があります。
抽選枠は、たくさんの株数申し込めば、複数当選するかもしれません。
IPOチャレンジポイント枠は、銘柄の規模により1~3単元程度の配分となることが多いです。
ラビ
まとめ|当選のコツは?
以上、SBI証券のIPOについて解説しました。
SBI証券のIPO抽選・配分は、2つのまったく形式のことなる方法で行っており、それぞれ対応策も変わってきます。
抽選配分にむけては、とにかく資金をSBI証券に集中させて、多くの単位で申込みをしましょう!
IPOチャレンジポイント配分にむけては、とにかく申し込み続けてポイントを貯めましょう!
ネット証券No.1で口座数も多く、ライバルも多いですが、コツコツためたIPOチャレンジポイントがいつか当選につながることを夢見て、申し込みをつづけましょう。
- 野村證券
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